商品詳細
1968年の山野輝慈による総単板手工品です。
ハウザー3世、ベルナベ、マルセリーノロペス、マリンモンテロなどの銘器を所有してきたベテランの方から譲り受けた物です。
「ハウザーとほぼ遜色ないレベルで、…色々見てきたがこれほどのものは(国内では)見たことがない、…音色の良さに驚くことうけあい」とご本人から伝えられました。
当器は山野がフレタ(セゴビアが最も高く評価した製作家)に影響を受けていた頃のもので、表板はおそらく単板シダー(杉)で裏横板は単板ローズウッドです。
他の製作家ならローズウッドの高級器は40万円前後ですが、山野の新作を買えば220万円します。
値段が高すぎのようにも見えますが、山野ギターの製作過程を考えると、この値段は実はむしろ格安とさえ言えることに気がつきます。
フレタは裏板にはハカランダよりもローズウッドで製作することにこだわっていましたが、山野もそれを意識してか、ほぼローズウッドを使います。
ですので、ハカランダの下位ランクがローズウッドという一般的な評価基準は山野ギターには当てはまりません。
ところで、他の製作家たちの一般的に出回っているいわゆる手工品と呼ばれる高級品でさえ、弟子や従業員が製作に関わり、工場生産とまではいきませんが製作機械で製作されます。
ですが山野は、ノミ、カンナ、ノコギリ、ヤスリのみで製作することで有名です。
これこそ真の意味での完全手工品です。
ハウザーでさえ年間数十本は製作するらしいですが、山野は年間1本しか作らないし並行製作もしないとのことです。
三大名工と呼ばれる中出阪蔵や河野賢も、山野と比べると言い方は悪いですが量産品と呼びたくなってしまいます。
山野は二十代から師匠の黒澤常三郎から独立して製作してきたようですが、彼が生きている間に、何本の山野ギターが生まれたのでしょうか?
限りある人生のうちの丸一年をギター1本に捧げる。
そのことを想像するだけでも、この1本の存在がいかに貴重なのか分かると思います。
シダー・ローズウッドの我が国の最高峰と言ってもなんら誇張はない銘品です。
弦高は12フレットで1弦3ミリ6弦4ミリで、写真のとおりネックはほぼストレートです。
ブリッジ浮き、指板浮き、ネックジョイント浮きも無く、湿度管理不足による割れもありません。
新品ハードケースに入れて発送します。
商品の情報
カテゴリー: | おもちゃ・ホビー・グッズ>>>楽器/器材>>>アコースティックギター |
---|
商品の状態: | やや傷や汚れあり |
---|
カラー: | ブラック系/オレンジ系/イエロー系 |
---|
【美品】Ovation 1768 Elite USA 純正ハドケ付(鍵あり)つき
クラシックギター アストリアスワークショップ S-3 辻渡
1980年製 D-35 マーティン Martin アコースティックギター
70年代ジャパンビンテージJagard TB-350 Gibson純正ケース付
YAMAHA LJ16 オール単板 セミハードケース付 ヤマハ ピック
YAMAHA LL16D air アコースティックギター アコギ エレアコ
お値下げ!マヌエル・コントレラス Ⅱ 世 アルトギター