孤高の名品　62セイコー　マチック　クロノメーター　39石　製造期間僅か1年

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62セイコーマチック クロノメーター ウィークデータ 1966年製造開始 諏訪工場 39石 国産初の“自動巻き腕クロノメーター”です。 高級品の世界規格“CRONOMETER”(1961年改定・優秀級)をクリアーするため『6216』をベースに新開発された、美しい機械が搭載されております。 文字盤、ケース、リューズ等も専用品が使用され、当時のスイス製高級品にも匹敵するSEIKOの最高級品です。 長くなりますが、この時計の素晴らしい所をご説明させて頂きます。 くどいようですが、何度も言います。この製品が、国産初の“自動巻腕クロノメーター”になります。従来、GC.18金側等の高級品は色々とありますが、中身の機械に関して、高級品の世界規格とも言える、“CRONOMETER”規格に適合した自動巻きはなく、“高級品は手巻き”という観念がいつのころからか市場に浸透していたようです。しかし、この『62CRONOMETER』の登場により、名実ともに、“自動巻き”が“高級品”としてよに認められることになったのではないかと思います。 ------ムーブメントの説明------ 基本として、『6216』39石がベースとなり、秒針規制装置等の付加機能も同様となっていますが、個々の部品については、全く仕上げ等も異なります。 歯車の軸部も細く、全体的にぜんまいトルクの伝達ロスが、極力おさえられた仕様になっています。 他の62系では、“金メッキ”の機械が多く見られますが、『62CRONOMETER』に関しては、“白金メッキ”が施されており、現在のところ“金メッキ機械”は見当たりません。 ローター表面も実に丁寧な仕上げが施されており細かい“さざ波模様”が施されております。製造に関しても、5人ほどの熟練したスタッフのチームで、テンプ等の重要な部分を組み立て、仕上げを行い、CRONOMETER規格検査のあと、“検定証明書”が添付され出荷されたようです。

【商品の状態】
状態に関しては画像にて、御判断下さい。
未研磨、ケース洗浄のみです。
風防は、新品純正風防に交換済みです。 精度良好です。針回し、カレンダー早送り操作、秒針規制問題無く行えます。 調速機構、脱振機構の洗浄、注油、機械の点検、調整済みです。 ベルトは、新品社外カーフレザーベルトが付属します。

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