79～83vintage 初期 schecter ストラトキャスター

前オーナーからvanzantやmoon、PGM、K.Nyuiを製造するP.G.M.でSchecter U.S.A.のパーツを使って組み立たてられたと聞きました。

全てゴールドパーツでMary Kayeモデルのような雰囲気があります。控えめで上品なバーズアイメイプルが美しいネック、はっきりした木目でブロンドカラーのワンピースホワイトアッシュと材が贅沢で素晴らしいです。音の傾向は倍音の多いメイプルネックのストラトらしい音です。各ピックアップの個性が出ています。本来はモンスタトーンでしたが50年代をイメージしてfenderの54ピックアップに交換しましたトーンを少し絞った時のフロントの甘いけど倍音を含んだ質感の音がとても気に入っています。スプリングをraw vintageにして、サドルとブリッジ、トレモロブロックをfenderのものにしました。ゴールドのサドルでサビ感もよくマッチしているものを偶然見つけることができました。スプリングとが多いことと若干のフローティングにしたことによりベルのようなキャリーンという鈴鳴り感があります。使いやすくするため、フロントトーンとセンター・リアトーンにしています。50年代使用なのでvintege NOSセラミックコンデンサを使い、クロスワイア、ジャックへはウエスタンエレクトリックのvintage配線材を使いました。ネックポケットの精度がさすが素晴らしく、生鳴りの音がとても大きく振動も強いです。ボディが重めなのでローがしっかり出ます。(全体で3.7kg)自分ではR&Bやブルース、ロックなどに使っていました。ローズ指板、アルダーボディのストラトを持っているのですが、全く傾向が違います。面白いですね。歪ませた時のパンチ・音抜けがとんでもなくいいです。jimiが好きなので歪ませた時はあの鈴なり感を楽しみたくチューンしていました。ネックは限りなくストレート、弦高は6弦側約2.5ミリ 1弦側約1.9ミリビビリ、つまりなくロッドも正常です。フレットは2～3弦を中心に使用感がありますが、ジャンボフレットで8割以上残っているように見えます。まだまだお使いいただけます。使用に伴う傷なパーツのくすみがありますがリアルに40年近く前の古いギターの歴史を感じます。選定された硬い材の素晴らしい倍音構成を感じます。

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