商品詳細
私のコレクションの中でも特にスペシャルなものを。
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カンプスと並ぶフレンチビスポークの雄、フランチェスコ・スマルトのシングルコートです。
2000年以降のイタリア製の既製品ではなくいわゆるシュール ム(メ)ジュール、パリのアトリエでハンドメイドされた注文服となります。
1993年12月とありますのでスマルト氏が会社を売却する前の時代のもの。日本人として初めてマスターカッターを務められた鈴木健次郎さんも「80年代のスマルトのビスポークは本当に素晴らしい出来」と仰られており、その残り香漂う93年のこのコートも80年代と同じくムッシュ スマルトと彼の右腕でチーフカッターだったアンドレ・スリエ氏の黄金コンビ時代のものとなります。スリエ氏は鈴木さんの直属の師匠でもあります。
肩幅 : 50cm
身幅 : 60cm
着丈 : 122cm
袖丈 : 63cm
bespoke in Paris
襟元のブランドネームは手刺繍。
もちろん素材表記はありませんが、見た目の優雅さとは裏腹にガチっとした男らしい生地感ですので恐らくモヘア混でしょう。グリーンベースのツイーディな生地にオレンジのウィンドウペーン。柄合わせも完璧、頸椎を守るダイヤの紋様。
写真12-13、14-15を見比べていただくとトップは折り返されることを想定して両表のボタンホールになっています。隅々まで行き届いた心遣い。
内側は柔らかい着心地を実現するため、全てハンドで仕上げています。
おそらく未使用かそれに近い素晴らしい状態。
イギリスやイタリアに比べて、フランスのビスポークというとあまり馴染みがない方が多いかと思います。その理由として高価格というのはもちろんのこと、市場の小ささやハイソサエティなコミュニティの敷居の高さが挙げられます。フランス政財界や芸能人、中東の王族を相手にビスポークを手掛けており文字通り雲上の世界。私が見たことがあるものでも、カタールW杯を主催した世界トップクラスの大金持ちアル・サーニー家のご子息のもの、メキシコのメディア王Azcárraga一族のご子息のもの、ムッシュ サンローランの生涯のパートナー ピエール・ベルジェのものがあります。オーダータグを見て時折びっくりするような名前に出くわす、、これもビンテージビスポークの一つの楽しみですね。
商品の情報
カテゴリー: | メンズ>>>ジャケット/アウター>>>ステンカラーコート |
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商品の状態: | 未使用に近い |
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商品のサイズ: | L |
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ブランド: | フランチェスコスマルト |
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