商品詳細
共箱の上蓋に「今利焼 錦小皿 弐拾人」と箱書きされた骨董の錦手(金彩)丸文小皿16枚の出品です。
上蓋には持ち主の名と思われる「上松丹次」も。
日本の近世は、江戸幕府の創立(1603年)~明治維新による東京遷都(1869年)とされていますが、この近世〜明治初期に作られた伊万里焼を古伊万里、以降に作られたものを伊万里と区別するようです。
ところで、古伊万里の焼き物は「伊万里」と同じ音の「今利」や「今里」を用い「今利焼」などと表記されることも。
出品の小皿は、具体的な時期は分かりませんが、古伊万里金彩丸文小皿だと思われます。共箱には「弐拾人」と書かれ20枚が収められていましたが、1枚に割れが、3枚に欠けがあり、これら以外の16枚を出品するものです。
なお、共箱は、底板に経年劣化による損傷(割れと外れ、画像写真1矢印)がありますが、この状態のまま商品に含めさせていただきます。
16枚の小皿には、目立つような汚れや欠け、ヒビなどはほとんど見られませんが、絵付け部分に小さな剥がれ(画像写真5、7矢印)が見られます。画像写真では確認しずらい点ご容赦下さい。
また、実際の小皿は、画像写真2の色合いと文様ですが、画像写真3、5、7、9の画像が、特に右下、撮影時の反射などの影響で写りが実際とは異なる点もご容赦下さい。
16枚の小皿の大きさ(mm)重さは以下のように少しバラツキがあります。(16枚の平均値)
外径108~112(110)/高さ17~22(20)/底径62~68(65)/重さ83~107(94)g。
供箱は、横幅26.5cm、奥行13.5cm、高さ15.5cm。
出品の「今利焼」の表記、小皿の色合い・文様はあまり(殆ど)見ないのでは。複数の古美術商を訪ね、今利、錦手、手描き、本金、希な色合い・文様などの見解が聞けました。
時代物の「今利焼(古伊万里)」錦手(金彩)丸文小皿16枚ですが、数枚に小さな剥がれがある程度で状態は良好と言えます。
古伊万里赤絵のあでやかな色彩、文様の派手さはありませんが、逆に、上品で落ち着いた、洗練された、(仏語の)シックさを味わっていただけると思います。銘々皿に(新年おせち料理などにも)お使いいただければ幸いです。
なお、16枚の小皿は金が使われていますので電子レンジ、食器洗い洗浄機、オーブンなどはお避け下さい。
商品の情報
カテゴリー: | その他>>>アンティーク/コレクション>>>その他 |
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商品の状態: | 目立った傷や汚れなし |
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