「イタリア：ウンベルト1世金貨」1881年 高鑑定：MS63

ウンベルト1世とは（ 1844年3月14日 - 1900年7月29日）イタリア王国の第2代国王（在位：1878年1月9日 - 1900年7月29日）。父はエマヌエーレ2世です

・1878年、父エマヌエーレ2世の崩御後ウンベルトは王位を初めとする父の爵位・称号、そしてサヴォイア家の当主を継いだ。

ウンベルト1世が即位した時のイタリア王国は活気がある時代であったが、貴族制と王政の廃止を求める共和運動が勢いを増していた。特に若き日のムッソリーニらが所属していたイタリア社会党はウンベルト1世の悩みの種であった。

＜暗殺事件＞パン価格の高騰に対する大規模暴動がイタリア各地で生じると、ウンベルトは秩序を武力で回復させた、こうした行為は暴動に参加した者たちに激しい反感を与えた。1900年、行幸中に無政府主義者により銃撃されウンベルト1世は崩御した。
この暗殺事件のエピソードとして、「暗殺される前日にレストランで食事をしていたとき、そのレストランの主人がウンベルトに顔がそっくりなので話を聞くと名前も同じで、そのほか多くの共通点があることが判明した、翌日その男の訃報を聞いたウンベルトは、その直後に殺害されたという伝承がある」

ウンベルトの後に王位を継いだのは、コイン収集家であり、また、素晴らしいコインを造った「エマヌエーレ3世」である。次のページで「エマニュエーレ3世」のコインを紹介していますので是非ご覧ください。

表面：ウンベルト1世の肖像
裏面：花輪に囲まれたサヴォイア家の紋章

【詳細】
・発行年 ： 1881年
・品位 ： 900 Gold
・量目 ：6.4516ｇ
・直径 ： 21.0mm
・鑑定：NGC：MS63(同級349枚：上位等級79枚：出品時）
宜しくお願いします
＊それからNGCのスラブではピサの斜塔が印刷されて、お洒落ですね！

（写真などウィキペディア参照）

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