ROLEX 1675/3 GMT 78363 FF450 茶藤壺ルミ 1975年

1960年代後半～1979年頃迄生産の
ロレックスGMTマスターコンビのファーストモデルです。

出品にあたり2024/05にオーバーホールを済ませました。
近年はケース痩せを嫌う傾向がありますので
今回はあえて未研磨にて済ませました。

6時側のシリアルは39XXXXXの
数字のみ7桁で、1975年辺りの製造年かと思います。

ブレスは78363 FF480のスポーツモデル専用
オイスターハードブレスの
18Kとステンレスのコンビブレスを
装着しています。
※デイトジャスト用 78363 FF458のブレスが
取り付けられて販売されている個体も
多くなっていますが2.0φバネ棒仕様の
スポーツモデル仕様です。

ブレスの長さは最短で150mm程あります。
6時側5駒12時側8駒の計13駒のフル駒です。
20Cm程度の腕回りに対応可能です。

ファースト・コンビモデル(ブラウンダイヤル)から、
ブラウン×ゴールドの2トーンカラーが人気の
茶金ベゼルが採用されました。

このモデル(茶金×ブラウン)は海外では
ルートビアと呼ばれております。
アメリカで生まれたビールの事で
缶の色合いが似ているのが由来とされています。

1960年代から1980年代にかけて製造された
GMTマスターとサブマリーナに
存在する尖塔型のアップライトインデックスは
貝のフジツボのように見える事から
国内ではフジツボダイヤル
海外ではニップルダイヤルと呼ばれています。

通常の1675/3はマットダイヤルになりますが、
こちらはサンレイ/アプライドダイヤルの
見かけることの少ない最終ダイヤルになります。

一見、16753？と思われがちですが、
Ref.1675/3ルートビアは文字盤の王冠マークが
アプライドされた18Kゴールドです。
Ref.16753ルートビアは
王冠マークはプリントされているのが
見た目の大きな違いとなります。

またこちらの文字盤は2000年頃のみに
リリースされたトリチノバダイヤル期の
ルミノバ夜光のサンレイ文字盤です。

トリチウム夜光のサンレイ文字盤も
レアとされていますが
それよりも圧倒的に数の少ない
ルミノバ夜光の文字盤と針セットです。

アプライドダイヤル フジツボダイヤル 茶藤壺
GMTマスターコンビモデル ルートビア 針セット

№123

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